コンテンツ各論5

2004年4月19日
数学の重要性
大学によるが、入試における数学の配点は1/3くらいだろう。
例えば、理科は勉強すればしただけ成績は伸びる。しかし、数学はどれほどの見返りが見込めるかなかなか読めない。ヘタをすれば1年浪人したのに全く偏差値が上がらなかったということにもなりかねない。

現代文も同様に努力と成績の伸びがうまく釣り合わない代表であるが、医学部の場合センターのみである場合が多く、しかも配点は100/900くらいだろうから他の科目でカバーできないこともない。しかし数学だけはそうはいかない。

英語や理科は徐々に成績が伸びていく。同じ時間かけても数学はなかなか伸びない。模試のレベルが上がると、伸びないどころか偏差値が下がる。そうなった場合、失敗する人は同じような選択をする。数学の勉強時間を減らし始めるのだ。費用対効果を考えると回収率の高い英語理科への割り当てを増やしたくなる気持ちはわかる。しかし、合格最低得点率の以上に高い医学部入試で、数学を捨てて合格点を取れる人はまずいない。

では、どうすればいいか。文系出身者も多い再受験界、「英語は得意だけど」「生物の知識はあるけど」という人もいるだろう。「数学なんて医学に関係ないじゃん」そうなのかもしれない。だが、合格するためには数学でも点数を取らないといけない。1日3時間勉強してダメなら5時間やらないといけない。他の科目が得意だから何とかなるかも、という考えは数学に関してはほとんどありえない。(絶対無いとは言わないが、再受験はギャンブルではないので)逆にいうと、数学さえ確実に点が取れるなら、後の科目は何とでもなる。つまり再受験生は数学と心中するつもりでやらないといけない。これは、俺の考える再受験タクティクスの核である。

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